【アサギマダラの生活史:奥田和夫さん提供】2026.6.28

各地で大きな被害をもたらしている台風、地震などで被害を受けられた皆さまにお見舞い申し上げます。

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さて、三重県名張市にお住まいのアサギマダラの会会員の奥田和夫さんから「アサギマダラの生活史」の図の提供を受けておりましたので、皆さまにご紹介させていただきます。

生活史の図と言えば、皆さんはどのような表現を思いつきますか?

一年間の表現を盛り込み、翌年は・・・となった時に、横一列ではとても表現できないもどかしさを感じてしまいますね。そこで、奥田さんが作成した図をご紹介しましょう。

友人の阿部好男氏に提供するために「月刊むし・ブックス6 旅をする蝶 アサギマダラ」(宮武頼夫・福田晴夫・金澤 至編著 有限会社むし社 2003年9月25日発行 )の中で、加納康嗣氏が執筆した「奈良県長谷与喜山天神山」で使用した197ページの図にヒントを得て奥田さんが作成したものです。

奥田さんは「本資料は2013年に作成と思います。その後すぐに、阿部様(故人)が〔アサギマダラを調べる会( アサギマダラの会)〕に投稿されたと聞いております」とのことでした。

アサギマダラの会の過去の資料「 We love ! アサギマダラ情報」(アサギマダラを調べる会発行)を引っ張り出して調べてみましたら、2013110No,271P6からP10にかけて、阿部氏が書いておられました。図は大きな図で、「羽化した6頭の生活史。奥田和夫氏作成」とありました。

加納氏の図では卵の時期が年に2回あります。文中に「7月上旬に産み付けられた卵は、もはや成長することなく死に絶えていくようです」とあり、衝撃的でした。皆さんのところはどうでしょうか?

気温の関係なのか、長野県では7月の卵が成長できても、奈良県付近では成長できないようですね。

残念なことに、加納氏も阿部氏もすでにお亡くなりになり、詳細をお聞きできないのが残念です。

奥田さんは「モノクロでは映えないないと思い、卵~成虫の各ステージを色分け」しました。非常に分かりやすいですね。図から、アサギマダラの成長の過程が分かっていただけるのではないでしょうか。

Microsoft の Excel を使い、円で作成したとのことで、1月が前年の12月に続いていますね。アサギマダラはカレンダーに関係することなく成長していき、幼虫で厳しい冬を越して、翌年5月から6月にかけて成虫になっていくのがよく分かりますね。

皆さんの研究の助けになればと思い、この図を奥田さんから提供していただきました。

奥田さん、アサギマダラの生活史の図を快く提供してくださり、本当に有り難うございました。